かごマット工法技術推進協会
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工法のQ&A

Q.21 洪水時における地盤の洗掘等によって,かごマット護岸構造が変形(変位)した場合でも,「かごマット工法は強い」といわれている理由を教えて下さい。

かごマット護岸の構造が柔軟構造であり,更には,強さについても 地盤変形を予想して設計されているからです。


【解説】

恒久護岸とは,護岸設置後30 年間は「背後地盤を保護している」ことが重要な目的です。そのためには,護岸構造自体が,変位した地盤に密着して柔軟に変形し,護岸工としての機能(背後地盤保護)を維持することが必要となります。国交省の技術基凖(平21.4)には,かごマット護岸の構造の形式や鉄線の強さについて,次のことが詳細に示されており,構造の変形(変位)を十分考慮した設計となっています。